コーヒーの飲み過ぎは危険?なぜ頭痛や吐き気が?その理由とやめ方。

コーヒーは体にいい?悪い?

結論からいいうと、コーヒーは刺激物なので良くはありません。

「体にいい」という言葉の定義にもよりますが、疲れてるとき、眠いときに元気になれる、効くという意味では「体にいい」と言えるかもしれません。

が、色々な論文を見ても、そういう効果的な一面はあるかもね、でも結構面倒な副作用がもれなくついてるけどね。

というように、一時的に症状を抑える薬に近い存在と言えます。

今飲んでない人が健康のためにコーヒーをわざわざ習慣にする必要はないと思われます。

コーヒーの取りすぎで起こる症状

頭痛、偏頭痛、吐き気、イライラ、神経過敏、不眠、不整脈、疲労感、口臭、など。

なぜ不眠に?

神経の伝達にアクセルをかけブレーキを効かなくしてしまうため、長期で慢性的にとっていると本来の状態に戻れなくなる。

なぜ頭痛に?

血管収縮のため血流がスムーズに行かなくなり血が進みたくても勧めないところがズキズキと痛み頭痛になります。

さらに、コーヒーによる血管収縮が時間とともに戻る頃、一気に血が動き出すので不快な痛みのように感じそれが偏頭痛になります。

顔色が悪くなるのはなぜ?

利尿作用により体内の水分を奪い、体液や血液がドロドロになります。すると老廃物が溜まって肌もくすんでしまいます。

さらにそれを浄化している腎臓にコーヒーの大量摂取で増えたカリウムが負担をかけます。

なぜ口臭が?

コーヒーは酸性の飲み物です。口の中が酸性だと、唾液の分泌が減り、唾液の分泌が減ると口臭の原因になります。

コーヒーにはコーヒー豆の粒子が舌に残る問題もあるのでダブルで口臭に影響を与えます。 胃が荒れるのでそれも原因となります。

コーヒーは一日何杯から飲み過ぎ?

様々な論文や研究の結果にはばらつきがあり、それぞれの体質、個人差もある様です。

ここでは一般的な内容をご紹介します。

コーヒーは一日何杯までなら安全?

一日2杯くらいまでが推奨されます。

研究によっては6杯からが心疾患のリスクが22%上昇という研究もありますが、どの研究でも医者が口を揃えて断言するのは、

「健康のためにコーヒーを飲む必要はない」

という事でした。

コーヒー一杯のカフェイン量

コーヒー一杯にはどれ位の量のカフェインが含まれているのでしょうか。

マグカップ一杯 カフェイン130g
ドリップコーヒー100g カフェイン60g位

安全だとされるカフェインの摂取量は?

一日に安全だとされるカフェインの摂取量は大人でだいたい

体重1kgに対し5,7mgとされています。

コーヒーだけでいうと具体的には以下の様な感じ

体重40k 2杯

体重60kg 3杯

さらに一回の摂取量として体重1kgに対して3mgが許容限度だと言われています。

つまりこれを越えると中毒になり、危険だということですね。

カフェイン中毒にならないコツ

オーバードーズを習慣化しない、短時間に沢山飲まない。すでに上記で少し触れましたが、中毒になるのはどこからなのでしょうか?

カフェインの許容量は?

個人差がありますが、一般的には一日カフェイン250mgを超えると中毒になる可能性があるそうです。

毎日コーヒーを3杯以上飲む習慣があるとか、1回に3杯とか許容範囲を超えて飲んでしまうと、中毒になる危険があるという事ですね。

コーヒーを減らす、やめるコツ

すでに沢山飲む習慣があって、なかなかやめたくてもやめられない人もいるかもしれません。

どう対応するのがいいでしょうか。

代わりの飲み物

緑茶やハーブティーなど他のものに変えてみる。同時にしっかり水分を取って上げて下さい。

何時以降は飲まないという時間を決める。

体質によるので少しずつ自分の体で実験をして変化を見てみます。

5時以降飲まないと睡眠の質が良かった?それとも3時でもうアウトなのか?実際に自分にあった時間帯を見つけます。

規則正しい生活をする

ストレスや睡眠不足はコーヒーを飲みたいと思う状態になりがちです。なるべく他のことでその状態を防ぐように努力してみましょう。

カフェインレスに変えてみる。

カフェインが刺激物なので色々な影響を与えますのでコーヒーがやめられないうちはカフェインレスで乗り切るというのも一つのてですね。

ただし、ちょっと気をつける点があります。

ノンカフェインはここに注意!

日本国内なら大丈夫な場合が多いのですが、こちらの解決策にはちょっと問題があります。

「ジクロロメタン」

実はカフェインを取り除くときに使われる「ジクロロメタン」という物質は廃棄監視の有害物質です。

金属の油脂を洗浄するときに使われている物質で、環境汚染やヒトへの有毒性が問題視されています。

が海外では簡単で味が落ちないという事で使われているのが現状です。

カフェイン中毒、抜け出すには10日間必要?!

2、3日目は一番きついのでその日が休みに当たるか負担が少ない日に当たる様にセッティングしておくのがオススメ。

実際に抜け出した体験談こちらの記事も参考になるかと思いますよ。

実際の体験談

まとめ

「コーヒーの飲み過ぎは危険?なぜ頭痛や吐き気が?その理由とやめ方。」というタイトルでまとめましたが、いかがでしたか?

コーヒーが体にいいか、悪いかは、刃物や火が人を救うか傷つけるか、の様に使い方に寄るところが大きい様です。

何事もバランスが大切です。

ぜひ、飲みすぎているなと思う方はご自身の体の声を聞いて、今回の記事を参考にしてみて下さいね。